WEBライターは、好きなときに、好きな場所で仕事ができるので、副業に最適な仕事だと言われていますよね♪
一方で「WEBライターっていくら頑張っても全然稼げない!」なんて言わていることもあります。
いくら以上稼いでいたら「稼げている」のか、というのはその人によって違いますが・・・
僕は過去にWEBライターのお仕事だけで月50万円稼いだこともあるので、「WEBライター=稼げない」と断言するのはちょっと無理があると思います。
では、どうしてWEBライターは稼げないと言われるのでしょうか?
その理由は、以下の3つ。
- 初心者は良い案件がもらえない
- 案件の選び方が良くない
- 依頼者の見極めができていない
僕はWEBライターとしてもうすぐ5年になりますが、稼げていない人は間違いなくこの3つに当てはまります。
もちろん、「毎日30分しか時間がとれない!」というような人はこの3つを克服しても稼げないままだと思いますが・・・
ちゃんと仕事をしていれば、月20~30万円くらい稼ぐのは難しくありません。
ではどういうことか、もう少し詳しく解説していきますね♪
初心者は良い案件がもらえない
WEBライターが稼げないと言われる一番の理由は、「初心者は、ちゃんと稼げる良い仕事をもらえないから」です。
報酬が高い案件は実績が必要
あたりまえですが、WEBライターとして何も実績がない人に、報酬が高い案件はまわってきません。
依頼者は、
- できるだけ経験豊富で
- ライティングスキルが高く
- 実績があって信頼できる人
に仕事をしてもらいたいと思っています。
初心者に依頼しても、思った通りの記事は上がってきませんし、いくら修正を重ねても最終的にボツになることだってあります。
そうなったら時間も無駄になるし、大損です。
実績がないとちゃんと仕事をしてくれる人かどうかもわからないし、途中で連絡が取れなくなってしまう怖さもあります。
だからWEBライターとしての実績がない初心者は、最初は全然稼ぎにならないような案件でもコツコツとこなしていくしかないんです。。。
WEBライターの実績の付け方
「WEBライターの実績って何?どうすればいいの?」
って声が聞こえてきたので、少しお話しておきますね!
僕はWEBディレクターをしていて、ライターさんに仕事を依頼するお仕事もしているので、参考になると思います。
実績として有利になるものを上から順番に挙げてみました。
- 過去に本業で執筆や編集の仕事をしていた
- 大手メディアで長年執筆をしていた
- ブログやアフィリエイトをやっていた
- クラウドソーシングで1年以上記事を書いていた
- クラウドソーシングで10記事以上書いた
やっぱり、本業でやっていた経歴があると、こちらとしてはかなり魅力的なライターさんに見えます。
それが全然違うジャンルだったとしても、できるだけ手放したくない人材ですね。
あとは大手メディアでちゃんとしたマニュアルのもと執筆をしていた場合、最低限のスキルはあると判断できます。
記事を書くのは慣れの問題もありますので、ご自身でブログやアフィリエイトをやっている場合も実績になります。
それらの実績がない人は、クラウドソーシングでどれだけやってきたか、ということが重要になります。
直接契約は報酬は美味しいけど実績になりづらい
コツとしては、できるだけ直接契約はしないこと。
直接契約をするとクラウドソーシングの手数料は差し引かれないので報酬は高くなりますが、クラウドソーシング上で報酬が支払われない限りあなたの実績にはなりません;
ただし、大手メディアの執筆をさせてもらえたら、公開された記事が自分の実績になります。
クラウドワークス上では実績にならなくても、「これは自分が書きました」と提示できる成果物はちゃんと実績になります。
初心者は始めのうちはできるだけたくさん案件を受けて、少しずつ実績をつけていきましょう♪
案件の選び方が良くない
どれだけ実績をつけようと頑張っていても、案件の選び方が間違っていると、ちゃんと稼げるようにはなりません。
単発で単価が低い仕事は実績になりづらい
たとえば、クラウドワークスで仕事を受注するときに、「タスク」で仕事を受けていませんか?
タスクは単発の仕事で、単価が非常に低い仕事です。
依頼者がライターの詳細画面を見て、タスクの仕事をたくさんこなしているのを見ると、「継続案件をもらっていない初心者なんだな」と判断します。
タスクは審査も簡単で、誰でもできる仕事が多いですよね。
タスクでも良い案件はありますが、タスクが多いライターは、依頼者からすれば「とりあえず不合格」で終わりです。
文字数の少ない案件も実績になりづらい
文字数の少ない案件や、誰でも書けるような案件も、ライターさんの実績にはなりづらいと思っておきましょう。
「1記事500文字」というような案件を10件受けているライターさんと、「1記事5,000文字」という案件を1件受けているライターさんなら、僕なら5,000文字のライターさんを選びます。
500文字ほどの記事なら、ライティングスキルがなくても書けることがほとんどだからです。
5000文字なら、ある程度の論理的な思考力が求められます。
「長文が書ける」というのはライターさんの強みだと考えておきましょう。
実績になりづらいジャンルもある
案件のジャンルも重要で、美容や健康、ダイエットなど、誰でも書けるようなジャンルも実績にはなりづらいです。
専門的な知識がないと書けない記事の案件は、そのジャンルでの実績につながります。
そういう案件を受けるのは最初は難しいかもしれませんが、少しずつ増やしていくことで案件を受けやすくなります。
最初は勉強しながらになりますが、できるだけ専門的なジャンルを選んで、同じジャンルの案件をコツコツ受けていくのがコツです!
僕は「税金関係」について全然知識がなかったので、ちゃんと勉強したいと思ってそのジャンルの記事を受けまくってました!
記事を書けば書くほど知識が増えて、執筆スピードも上がるし、質も高くなって報酬が高くなるという感じでしたね♪
というわけで、良い案件を選ぶポイントは、こちら。
- タスクではなく継続的なプロジェクトで選ぶ
- 1記事2000文字以上の案件を選ぶ
- できるだけ専門的なジャンルを選ぶ
依頼者の見極めができていない
いくら案件が良くても、依頼者に予算がなければ、WEBライターの報酬はアップしません。
募集文を確認する際に、どんなクライアントが依頼を出しているのか、きちんと確認しておきましょう。
個人の依頼は不安定
特に、個人のアフィリエイターが外注としてWEBライターを募集している場合、よほど運がよくない限り報酬アップは望めないと思っておきましょう。
個人の場合、その人の一存でライターの生死が決まってしまいます。
「あ、君、明日から仕事しなくていいよ」
ということは、個人相手なら覚悟はしておいたほうが良いでしょう。
業者も避けたほうが良いかも
また、たまにいるのが「記事作成代行サービス」の業者です。
「自社のメディアを育てるための執筆依頼」ではなく、他社にサイトを大きくしてくれと依頼された業者からの依頼です。
- メディア→WEBライター
- メディア→業者→WEBライター
業者からの依頼がダメというわけではありません。
メディアが業者に依頼するとき、必ず予算を設定します。そして、当初の目標を達成すると終了という流れになります。
たとえば、
- 予算1000万円で1000記事のサイトを立ち上げる
- 目標は12ヶ月
という感じです。
依頼を受けた業者は予算や期間に合わせて、
- 1ヶ月で90記事
- 1日3記事
- WEBライター10人
- 編集者2人
- 構成作成者3人
と決めていきます。
そうなった場合、目標が達成されれば業者の依頼は完了するので、有無をいわさずライターは解散になります。
その業者から信頼を得ていればほかの仕事を回してもらえる可能性もありますが、ジャンルが全然違うことがほとんどだと思っておきましょう。
自社メディアなら安心
それに対し、これまで何年も継続して運営している自社メディアからの依頼であれば、基本的にはいきなり終了ということはありません。
もう一度言いますが、個人や業者がダメと言っているわけではありません。
初心者が実績をつけるには良いかもしれませんが、単価アップを目指して継続したいと考えているなら、避けたほうが良いということは覚えておきましょう。
WEBライターは経験を積めば必ず稼げる
WEBライターは稼げないと言われることはありますが、それは案件の見極めだったり、業者の見極めができていないからなんです。
ライティングの技術だけではなく、どんな案件を受けるか、どのような依頼者から案件を受けるか、ということを経験して実績を積んでいけば、間違いなく稼ぐことができます。
むしろライティングの技術はやっているうちに自然と身に付いてきます。
本当に稼ぎたいなら、もっと根本的な原因に目を向けてみましょう!