✓こんな人向けに書いています。
もっとブログのファンを増やしたい!
どうすれば魅力的な文章が書けるのか知りたい
あわよくばお小遣いを稼ぎたい!
こんにちは!タグログのスミダです。
以前、こんな記事を書きました。
» 初心者ブロガー必読!ファンが増えるブログの書き方 – 基本編
「読まれるブログの書き方」の基本編として書いた記事で、ブログ初心者はまずはここを目指そうね!って話をしました。
基本と言っても、
- ブログの独自性について
- 読まれるための文章力
- 自分らしさ
などなど、結構重要なことを書いているので、まだの人はぜひ読んでから今日の記事をチェックしてください。
さて今日は、そんな基本を理解した人に向けて、
もっとファンを増やしたい!!
という簡単なようで激むずなテーマに飛び込んでいったろうかなと思っております。
ブログのファンを増やすには、「自分ごと+ベネフィット」が大事
・読者は情報ではなく人に魅力を感じる
・メリットではなくベネフィットで書くことで感情が動く
+α、クセのある文体で惹きつけるベネフィットがないと、
「ふーん、すごいのね。」
で終わります。— スミダ@WEBディレクター (@jinryu55) December 2, 2021
ツイートに結論を書きましたが、ここから深堀りしていきます。
※まずブログでもビジネスでも何でも、失敗する原因の多くは「アナタのことは、誰も知らない」です。
どれだけ良い商品、良いサービスを提供していても、そもそも誰にも見てもらえていない場合、「パルプンテ!しかし、なにもおこらなかった!」です。
ブログで自分を知ってもらうには、
- SEO
- Google広告
- SNS
このあたりについて勉強するべきですが、このあたりは別の機会に解説します。
今日は、「集客はできている」or「どうすれば読んでもらえるか知っている」という条件をクリアしている前提で話していきます。
ブログにおけるファンの重要性
ブログのファンが増えれば、アクセスの底上げにもなって、ぎゅぃぃんっと右肩上がりに成長していく。
特にアフィリエイトをしている人とか、何かモノやサービスを売ってる人にとって、ファンってめちゃくちゃ重要です。
特にブログを見てモノを買うとき、読者はそのモノを見て買うのではなく、人から買う。
「この人がオススメするんだから、きっと良いモノなんだろう」と言う心理になって買います。
逆にどれだけ良いモノを紹介していて、それが読者がまさに欲しいと思っていた最高のアイテムだったとしても、誰が書いているかわからないようなブログからは買われません。
あ、これいいな。
ちょっと他のブログも見てみるか。
と、去られてジ・エンド。
これは行動経済学でもハッキリしていることだし、そもそもビジネスの基本です。
モノやサービスを売るには、「信頼」がめちゃくちゃ大事。
「ブログを読んでファンになる=無意識に信頼する」ということですから、濃いファンをしっかり増やしていくことで、確実に売上げアップにつながります。
ファンの増やし方=「自分ごと + ベネフィット」
ファンは情報ではなく人につくもの。
どれだけ良い情報に出会っても、ファンになることはありません。
僕、wikiの◯◯のページがファンなんです!!
なんて人がいたら、ぜひとも朝まで飲み明かしてみたいものです。
情報の質や量でファンになってもらう。そんな方法もあるにはありますが、ブロガー向けではないですよね。
基本的には、人。つまり、自分を好きになってもらうことが、ファンを増やすためには欠かせないということ。
じゃあどうやって自分を好きになってもらうか。
僕なりの答えが、これ。
ちょっと中見出しを使って解説させてください。
「自分ごと」とは
意味としてはそのままで、自分のことを書く、ということ。
テーマに対して、
- 自分が思ったこと
- 自分が体験したこと
ここを意識して書いていくだけで、どんな人が書いているのかがブログにじわっと出てきます。
初心者ブロガーにありがちな失敗が、最初は自分のことをたくさん書いていたのに、だんだんネタがなくなってきて、SEOとかも勉強し始めて、読者のニーズとか考えるようになって、だんだん自分を置いてけぼりにした、情報だけのツマンナイブログを書くようになってしまうこと。
SEOとかキーワードとかを考えるのは良いことなんだけど、ファンを増やしたいなら、そこにしっかりと自分を絡めていかないと上手くいかない。
「自分の主観だけのフワッとした情報はダメ」って言う人もいるんだけど、本当にそうか?と僕は常々疑問を感じている。
大手メディアで100人単位のライターさんがいて、みんながみんな主観的なことばかり書いていたら、それはたしかにサイト自体がめちゃくちゃになってしまうから、良くないのはわかります。
でも、今この記事を読んでくれている人たちはそうじゃないはず。
自分のブログで、ファンを増やしたい!と思っているなら、しっかり自分を出して、その自分を好きになってもらうことが大事です。
何かを売るためのランディングページ(LP)では、「セールスライティング」という文章術が使われます。
「自分ごと」で書くとファンが増えて収益は伸びていきますが、その記事から直接的に売上がガツンと伸びるようなものではありません。
LPはその場で読者に行動してもらうことが目的なので、「自分ごと」ではなく、「あなた」で書くのが基本です。
ファンを増やすためのブログと、何かを売り上げるためのセールスライティングは切り分けたほうが上手くいくと僕は思っています。
「ベネフィット」とは
ベネフィットとは、直訳で「利益」。
「メリット」と混同されがちですが、メリットは「長所」という意味で、マーケティングやビジネスの世界ではまったく違う意味を持ちます。
何が違うって、そもそも「見てる対象」が違うんです。
メリットは、「こんな特徴があります!」「強みはコレです!」って、その商品やサービスを見て使いますよね。
ベネフィットは、「こんなに便利になりますよ!」「いつも不便だったコレが解消できます!」と、人を見て使います。
「メリットの先にベネフィットがある」と考えたらわかりやすいですが、そもそも見ている対象が違うので、同じ軸で考えるべきではないかもしれません。
ファンを増やすのに、なぜベネフィットが大事なのか?
ベネフィットは、人の感情を動かします。
読者って基本的に想像が苦手なので、商品やサービス、何かの情報のメリットを言われても、
ふーん、すごいのね。
で終わります。
でも、「こんなに良くなりますよ」とベネフィットを伝えることで、読者の想像を手伝って上げられるので、読者の感情が動くんです。
楽しい、ワクワク、悲しい、寂しい、知りたい、欲しい、ドキドキ。
感情が動くと、人の脳は強い刺激を受けます。
いつもなら「ふーん、すごいのね。」で終わってたのが、「他の記事も読みたい」「この人のことを知りたい」となり、ファンになっていくのです。
自分ごと+ベネフィット
ベネフィットは、
- この商品を使うとアナタはこうなりますよ
- この方法を実践すればあなたの生活はこんな変化がありますよ
と、読者の視点に立って使われることが多いように思います。
でもそれって、なんか上から目線だし、お前にそんなこと言われたくねぇよって感じだし、「自分は他の人と違うから!」って、なんだか反抗したくなるんですよね。
え、僕だけ?
いや、そんな人、多いですよね。
僕は、そんな上から目線な記事に嫌気がさしています。
書いている人は読者のためを思って「そんなアナタには、これがオススメですよ!」って書いてるんだろうけど、読者からすると「お前は俺のこと何も知らないくせに何を言っとるんだ」って思うわけですよ。
でも自分ごとで語ることで、「あ、書いてる人の場合はそうなのね」と思うだけ。
読者にとって筆者はどんな人か知らないんですから、「お前嘘ついてるだろー!!」とはなりません。
さらにそこに「ベネフィット」を加えます。
つまり、
- この商品を使うと僕はこうなりました
- この方法を実践して僕の生活はこんなに変化がありました
という具合に。
すると、あら不思議。読者は記事の内容に納得しつつ、ベネフィットを自分(読者)ごとに置き換えてくれます。
- 自分にこの商品は合うかな?
- この方法、僕は実践できるかな?
- 実践したらどうなるだろう?
読者は何か目的があって記事に来ているわけですから、わざわざ「あなたにオススメ!」なんて書かなくても、「自分には合うかな?」って無意識に考えているし、説得されなくても欲しいと思えば買います。
だから、わざわざファンを減らすような上から目線とメリットの押し付けはやめて、「自分ごと+ベネフィット」で皆に好かれるブログを書きましょう。という話でした。
ただし、読者の悩みを解決すること
今日はラーメンを食べました。美味しかったです。
これじゃ、誰も読んでくれないですよね。
自分ごとで書くと言っても、「自分のために書く」のではない。
あくまでも、読者のために書くことが大事。
» 【実は簡単】SEOの本質を初心者でもわかるように説明します読者のためになるテーマで、読者の悩みや問題を解決するための内容であるべき。
そのうえで、自分の場合はこうだったよ、と自分ごとで書くのがベストだと僕は思っている。
読者のニーズに答えるためのポイントは、また別の記事で解説したいと思う。(メモメモ)
「自分ごと」を強化する「文体」
最後にひとつ、ファンを増やしたいなら「文体」も大事です。
文体とは、文章のクセのことです。
一般的には「文章の調子」「文章のスタイル」と言われたりします。
文章には、
- 口調(ですます、タメ口など)
- 言葉の選び方
- 言葉の並べ方
- 語る人の歴史や背景
- 尖り具合
などなど、人それぞれいろんなクセがあって、100%の正解は存在しません。
文体は奥が深いもので、数をこなせば自分なりの文体が見つかるというものではないし、これだと思っていた文体に突然アレルギー反応が起きるようになったり、昨日とは全然違う文体になっていたりすることもあります。
でも、それも全部ひっくるめて「その人の文体」だと思うので、僕も怖がらずに自分を出していこうと思っています。
ちなみに僕は、クリエイティブディレクターである小霜和也さんの文体が好きです。
みなさんは、誰のファンですか?