まいど!WEBディレクターのスミダです。
全国のWEBライターのみなさん、朗報です。
これまでアホほどやっていた「ニーズ調査」
やらなくていいです。笑
ニーズ調査ってWEBライターにとっては必須の作業だと思いますが、僕はこれをあえてしないようにしてから、SEOで上位に食い込める割合いが多くなりました。
んーそれでもやっぱり、ニーズ調査って必要じゃないの?
って思いますよね。
ひとつずつ、お話していきます。
ニーズ調査で独自性がなくなる
今のSEOで一番大事なのは、「独自性」だと僕は思っています。
いわずもがな「ユーザーの悩みを解決していること」というのは大前提です。
そして、その独自性を失わせるのが「ニーズ調査」である。と気づいたんです。
ニーズ調査というのは、たとえば「ダイエット やり方」というキーワードで記事を書こうとしたときに、実際にそのキーワードでGoogle検索し、上位表示されている記事をチェックすることで、ユーザーの悩みや、求めている答えがわかるというもの。
簡単にいうと、Googleに答えが載ってるから、それを見てから記事を書こうね!!ってこと。それが、ニーズ調査。
ニーズ調査をすることで、ユーザーが何に悩んでいるのか、どんな答えが欲しいのかがわかるので、記事がすごく書きやすくなるし、SEOで上位表示ができるようになる、という理論が一般的です。
でも実際のところ、寝ずに徹夜でニーズ調査をして目を腫らしながら記事を書いたとしても、ほとんどの記事は上位表示されることはありません。
だって、パクリなんだもん!笑
「1位の記事と同じ記事を書きました!だから1位にしてください!」
なんて横暴なんだ…。
でも、やってるのはそういうことです。
なぜ「独自性」が大事なのか
僕がこのサイトで口酸っぱく言ってるのが、独自性は大事だよってこと。
あ、口は動いてないので酸っぱくないです。たとえです。
なんで独自性が大事なのか。
同じような内容の記事が並んでいても、まったくの無駄だから、です。
「ダイエット やり方」とGoogle検索したときに、1位~10位まで全部「糖質制限しましょう!」って書かれていても、何にも役に立たないじゃないっすか。
・僕はこんな運動で痩せたよ!
・このやり方は続けやすいよ!
・1ヶ月で5キロ落とす、正しい断食方法
・カロリーが一番大事!計算方法は…
・ダイエット法100個まとめたよ!
・痩せない原因は「◯◯」です。
・時間はかかるけど超ラクして痩せる方法
・おっぱいを残したまま痩せるには?
たとえばこんな感じで、いろんな切り口で悩みを解決する記事があったほうが、より多くの人が幸せになりますよね。
同じ悩みでも、人によって喉にひっかかっている骨がどんな骨で、何がきっかけで外れるか全然違うってことです。
だから、もうすでに書かれていることを調査して、新しく書いたところでSEOでドッカンすることは、ほぼありません。
もちろん、キーワードによっては、ドッカンすることもあるけどね。
逆に、これまで誰も書いたことのない独自の視点で書かれた記事は、SEOで上位表示されやすいと僕は思います。(大事なことなのでもう一度言いますが、ちゃんとユーザーの悩みを解決できることが前提)
ユーザーの悩みはひとつではない
ちょっと待って。
ニーズ調査をして、ユーザーの悩みや解決したい問題を知る。
そして、他の記事とは違う解決方法を提示してあげれば、独自性は出るんじゃないの?
しかも、ニーズがズレて変な記事になる心配もないし、ニーズ調査はやっぱりしたほうがいいじゃん!!
と、考えていた時期が僕にもありました。
でも、よほど誰も書いていない穴場キーワードでもない限り、「違う解決法」というのがなかなか見つからないんですよ。
無理やり違う解決法を提示しても、「本当にそれで解決できるの?」「こうやったほうが早くない?」「ユーザーにとって最適じゃないでしょ?」ってなっちゃうんですよ。
じゃあどうするかというと、アンサーで独自性を出すのではなく、ニーズで独自性を出すということ。
たとえばさっきの「ダイエット やり方」であれば、
- 効率的に痩せる運動方法が知りたい
- サプリでサクッと痩せたい
- キレイになりたい
- 元カレを見返したい
- スタイルを維持したまま妊娠したい
- おっぱいをGカップにしたい
- 夫のお腹を凹ませたい
- ダイエットブログを書きたい
もう、いろんな人がいろんな悩みで検索してるはずです。
ユーザーの悩みはキーワードにしてしまえば簡単ですが、実際の本音のところは千差万別、百人百様、十人十色です。
ここが、記事に独自性を出せる最重要ポイントだと僕は思っています。
ニーズ調査より、独自性
結局どうすればいいの?って怒られそうなので、そろそろ本気でまとめにかかります…
ニーズ調査をすると、どうしても他の記事にひっぱられてしまうので、できるだけしないほうがいいよ
というのが僕の考え方。
そもそも、ニーズ調査をしないとニーズがわからないようであれば、そのテーマについては書かないほうがいいと思います。
書こうとする記事って、知識のある分野だったり、得意な分野だったりすると思うので、ニーズ調査しなくてもある程度キーワードから想像できるはずです。
なのでまずは、自分の中でニーズを書き出してみます。
その中から、自分が本当に伝えたいことや、実際に自分が経験したこと、ガチで勉強しまくって誰よりも詳しくわかりやすく書けることを選びます。
しっかり書けそうなニーズが2つ見つかったなら、Googleでは「同じキーワードで同じドメインの記事は2つまで表示される」というルールがあるので、2つまでなら書いても良いと思います。
ニーズ調査をして他と同じような内容になるくらいなら、ニーズ調査をせずに自分の考え方をズバッと書いたほうが上位表示される可能性は高いです。
そこから、どうやって質を高めていけるか、どんな切り口でユーザーの悩みを解決できるか、ということを考えていけばいいと思います。
今のGoogleは、独自性、多様性の時代です。
ぜひライバルたちが書かないような素敵な記事を生み出せるライターさんになってくださいね。