こんにちは!タグログのスミダです。
- 頑張って記事を書いても上位表示されない…
- SEOを知れば知るほどわからなくなってきた
- 結局何をすれば上位表示されるのか知りたい
すごくわかります。
「頑張って記事を書けば上位表示される」
それがわかっていれば、いくらでも頑張れますよね。
でも、「どれだけ時間をかけて、魂込めて記事を書いたとしても、上位表示されないかも…」という不安があると、人はなかなか頑張れないものです。
Google検索で上位表示されるかどうかはSEOにかかっていますが、僕は本質を理解できてからは迷うこともなくなりました。
ライバルたちも同じように頑張っているので、100%上位表示というわけにはいきませんが、何もわからずに書いていた記事よりも、間違いなく上位表示できる確率は上がっています。
今日の記事では、SEOの本質をできるだけわかりやすく解説していこうと思います。
他のサイトで言われているSEOテクニックも有効ですが、なぜ有効なのかを理解したうえで記事を書けば、さらに良い記事が書けるはずです。
Googleのアルゴリズム変更に振り回されることなく、本質的に上位表示できる記事を生み出すことができるようになります。
SEOの基本
本質をお話する前に、まずは基本をおさらい。
SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、Googleという検索エンジンで上位表示されるための対策のことです。
Googleでは、ユーザーの満足度を上げるために、よりユーザーの役に立つ記事を上位表示させるべく、日々アルゴリズムをアップデートさせています。
Google検索のアルゴリズムとは何か、簡単にいうと「順位を決めるためのルール」です。
たとえば、
- 表示スピードが早いサイトを上位表示させよう!
- ユーザーがよく離脱するサイトはちょっと順位を下げようか
- 被リンクが多いほどすごいサイトと認めよう!
みたいなルールをたくさん決めていて、それに従って検索順位が決まります。
Googleは、少しでもユーザーが満足する検索結果を表示させるように、このアルゴリズムを日々アップデートをしているというわけです。
「今回は表示スピードの重要度を3%落として、コンテンツ量の重要度を3%上げてみよう!お、ユーザー満足度がちょっと上がったな!」みたいな感じで、日々テストを繰り返しています。
アルゴリズムは日々変化していくものなので、上辺ばかりのテクニックを追いかけていても、なかなかSEOで上位表示をキープすることはできないのです。
SEOの本質を理解することで、本当の意味で「質の高いブログやサイト」を生み出すことができるようになる、ということです。
SEOの本質
SEOの本質は、「ユーザーファースト」。これに尽きます。
ユーザーファーストとは、何よりもユーザー(読者)を優先するということ。
サイトやブログを作成している人でもなく、Googleでもなく、あくまでも検索をしたユーザーに優しい、ユーザーのためになる検索結果にしようとしているということです。
日々様々なアルゴリズムの変更はあれど、すべて根底にはこのユーザーファーストがあって、これに基づいて変更が行われます。
たとえば、重いサイトよりも、軽くて速く表示されるサイトのほうが、ユーザーのためになることは言うまでもありません。
小さい文字ばかりの読みづらい記事よりも、内容によっては図解たっぷりの読みやすい記事のほうが良いですよね。
今後いろんなSEO対策を知っていくうえで、この考え方がわかっていれば、自然とSEOの理解は深まっていくはずです。
具体的なSEO対策の例
SEOの本質を理解するために、よく言われているSEO対策をいくつかご紹介します。
タイトルにキーワードを入れる
このSEO対策の本質は「タイトルにキーワードを入れた方が、読者が見つけやすいし、わかりやすい」というものです。
読者が必要としている記事を最短で見つけられるように、この対策は非常に重要です。
しかし、何も考えずにとりあえずキーワードを詰め込んでいるだけでは本質を理解しているとは言えません。
逆に言うと、キーワードが入っていなくても、ユーザーが「そうそう!この記事読みたかったんだ!」とわかる内容であれば、上位表示される可能性もあるということです。
つまり、タイトルにキーワードを入れることは大切ですが、本質ではないということ。
- もっとわかりやすいタイトルないかな?
- 記事の内容がはっきりわかるタイトルは何だろう?
と考えることが大切、ということです。
キーワードにこだわりすぎて、記事の内容とズレが生じていれば、離脱が多くなってSEOは下がるだけです。
被リンクは多いほうがいい
Googleが順位決定をするために、「被リンク」をめちゃくちゃ重視しています。
被リンクとは、別のサイトから自分のサイトへのリンクのことです。
本質は、被リンクがたくさんあるほうが、サイトとして信頼度が高いということ。
だって、リンクを貼る側は、「貼ったほうがユーザーのためになる!」と思って貼るわけです。
だから被リンクが多いと、「第三者からの評価が高い=信頼できるサイト」ということになりまほす。
本質がわかっていれば、誰からのリンクか?というのが重要だとわかりますよね。
何の権威もないペラページから被リンクがあったところで、信頼は高まりません。
反対に、大企業や公的なサイトから被リンクがあれば、絶大な信用が生まれるわけです。
だからこそ、大きなサイトからの被リンクや、同じジャンルで力のあるサイトから被リンクをもらうほうが良いということ。
同じ被リンク1本でも、誰からもらえるかが重要だということです。
<補足>
「じゃあ、どうすれば被リンクをもらえるの?」と悩む人は多いですが、自分がどういうときに被リンクを貼るか考えれば簡単です。
- 記事の内容が信頼できる
- 詳細まで網羅している
- 図解があってわかりやすい
- 独自に調査、分析したデータが載っている
- 他のサイトには載っていない情報を載せている
- 第一次情報
などでしょうか。
反対に、記事の内容が正しくなさそうとか、どこかの記事のパクリとか、大事なことが書かれていないとか、そんな記事をわざわざ貼ろうとは思わないですよね。
「外部リンクを貼るのは、自分の記事の内容の補足や、情報の信頼性を担保するため」という貼る側の気持ちを考えれば、おのずとどんな記事を目指せばいいか見えてくるのではないでしょうか。
画像にalt属性を入れる
そろそろ、SEOの本質が見えてきましたか?
次は、「画像にはalt属性を入れる」というSEO対策。
これは「Googleが画像の内容を理解するため」と言われていましたが、実際は違います。
alt属性は、ユーザーが何かしらの理由で画像が表示されなかったときに、そこにどんな画像が入っているのかわかるよう、代わりのテキストを表示させるためのものです。
まさに、ユーザーファーストですよね。
通信環境が悪くて画像が表示されない人もいるし、目の不自由な方が「音声読み上げ」で記事を読んでいるかもしれない。
だから、コンテンツに関係している画像や図解については、どんな内容なのかわかるようalt属性をしっかり入れておくべき。
逆に、区切りとか飽き対策のための、コンテンツとはあまり関係のない画像については、別にalt属性は入れなくてもいいと僕は思っています。
どうしても入れたければ、「ここから「◯◯」の話」みたいな説明を入れておけば、わかりやすいかもしれませんね。
GoogleのためのSEOではない
過去には、SEOの仕組みとして「Googleがインデックスしてデータを蓄積しておき、検索したユーザーに関連性の高い記事を提供する。だから、まずは関連性が高いとGoogleに伝わるように書くべき。」と説明する人もいました。
記事にキーワードを詰め込んでおけば、「関連性が高い」と判断されて上位表示される時期もありました。
でも、今はそんな時代は終わっています。
GoogleにはAIが導入されていて、画像内のテキストも読み込めますし、キーワードや共起語がなくても記事を関連付けることができます。
正しいHTMLが書けなくてGoogleから見ればわかりづらい記事になっていたとしても、ユーザーの満足度が高い記事であれば、ちゃんと上位表示されるシステムになっています。(そんな記事があるかどうかは知りません。笑)
※ただし、「noindex」は別。これがあるとGoogleさんがデータを持っていってくれないから、検索には表示されません。
本当に大切なのはGoogleが読みやすい記事ではなく、ユーザーの悩みを解決できる記事や、読むことでユーザーの生活が良くなるような記事です。
まとめ
SEOの本質が理解できれば、「読者のためにできること=SEO対策」ということがわかるかと思います。
「読者のためにできること」なんて無数にあるので、この記事ですべての対策を上げるようなことはしませんが、
もし今後、何らかのSEO対策が目に止まったときは、ぜひとも「これがなぜユーザーのためになるんだろう?」ということを考えてみていただきたいです。
そうしていくことで、今までやっていた対策に足りない部分が見えてきたり、意味がなかったと気づいたりするはずです。